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戌の日の安産祈願に適した服装は?NGな格好、最優先にすべきこととは
2022.12.28暮らし

戌の日の安産祈願に適した服装は?NGな格好、最優先にすべきこととは

この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

初めて安産祈願に行く場合、どのような服装をすれば良いか迷う方は多いのではないでしょうか。そこで本記事は戌の日における妊婦の服装はもちろん、一緒に行く男性や家族に適した服装もあわせて紹介します。季節別におすすめの服装や、戌の日の安産祈願に行く際の服装に困っている方は、ぜひ参考にしてください。

もくじ
  • そもそも安産祈願とは
  • 安産祈願に適した服装とは
  • 季節別に安産祈願に適した服装を紹介:女性編
  • 季節別に安産祈願に適した服装を紹介:男性編
  • 安産祈願に参加する親族の服装とは
  • 安産祈願・服装に関するQ&A
  • まとめ

そもそも安産祈願とは

まずは、安産祈願の基本的な知識を解説します。

神社などで安産をお祈りする

安産祈願とは胎児の無事成長や安産を祈り、神社仏閣でお祓いと祈祷を受ける行事です。祈祷のルールはさまざまですが、祈祷先によっては祈祷後に腹帯を受け取ります。腹帯は妊婦のお腹を支え、冷えから守る役割があるため、古くから安産祈願の縁起物とされてきました。

安産祈願後には、家族そろって祝い膳を楽しむこともあります。祈祷先に渡す謝礼の相場は、神社仏閣によって異なります。多少の変動はありますが、謝礼の相場は数千円程度です。

縁起が良いのは戌の日

安産祈願は多くの場合で大安の戌の日におこなわれます。

「戌」とは十二支の11番目にくる、動物の「犬」です。干支は年ごとだけでなく、日ごとにも割り当てられています。戌(犬)は一般的に多産でお産が軽いため、安産の象徴として、昔からあやかられてきました。

現代でも、戌の日に安産祈願する風習は日本に残っており、妊娠5ヵ月目で12日に1日の間隔で訪れる戌の日に、安産祈願する人が多くいます。

2022年の戌の日まとめ

2022年の戌の日は、次の表のとおりです。安産祈願の日取りを決める際の、参考にしてください。

日付(曜日)六曜
1月9日(日)赤口21日(金)赤口 
2月2日(水)友引14日(月)友引26日(土)友引
3月10日(木)先負22日(火)先負 
4月3日(日)大安15日(金)大安27日(水)大安
5月9日(月)赤口21日(土)赤口 
6月2日(木)友引14日(火)友引26日(日)友引
7月8日(金)先負20日(水)先負 
8月1日(月)仏滅13日(土)仏滅25日(木)仏滅
9月6日(火)赤口18日(日)赤口30日(金)赤口
10月12日(水)先勝24日(月)先勝 
11月5日(土)先負17日(木)先負29日(火)仏滅
12月11日(日)仏滅23日(金)赤口 

六曜とは

六曜とは暦注の一種で、毎日の縁起の良し悪しを占う考え方です。六曜には大安や友引、先勝、先負、赤口、仏滅の6種類があります。

大安は「大いに安し」の意味をもち、なにごとも吉とされる日です。友引は「友人を引き込む」という意味があります。先勝は「先んずれば即ち勝つ」の意味があり、急ぐことが吉です。先負は「先んずれば即ち負ける」という意味があります。

また赤口は「すべてが滅びる凶日」です。仏滅は「物事が終わる」意味をもち、六曜で最も縁起の悪い日とされます。

安産祈願は縁起を重視する行事であるため、大安の日にあわせておこなうことが人気です。

安産祈願に適した服装とは

安産祈願では、基本的には妊婦の体調を優先した服装でかまいません。本章では安産祈願における服装のマナーを解説します。

カジュアルすぎる服装は避ける

先述したとおり、安産祈願は神社仏閣でおこなう、日本の伝統的な神前行事です。よってカジュアルすぎる服装は着ないことが多いでしょう。

たとえば、汚れた服や穴が空いたジーンズは、古着感やレトロ感を意識したファッションだったとしても、安産祈願で着るのは避けましょう。

安産祈願におけるおすすめの服装は、シンプルで清潔感のある服装です。たとえば冠婚葬祭の儀式典礼のようなかしこまった席で着用する、フォーマルウェアがあげられます。体を締め付けるような服装を避けて、体調を優先して服装を選びたい方はワンピースを着ることもあります。

腹帯の取扱方法とは

祈祷する場所によって、腹帯の取り扱い方法は異なります。事前に腹帯を自分で購入し持参する場合もあれば、お腹に腹帯を巻いた状態で参拝する方法もあります。また、場合によっては、祈祷先で腹帯の購入も可能です。

安産祈願先によっては、腹帯の持参を断っている場所もあります。そのほか、細かなルールが定められている場合もあるため、祈祷前に事前確認しておくと安心です。まずは祈祷先のホームページで決まりをチェックし、それでも不明な場合は電話で問い合わせましょう。

季節別に安産祈願に適した服装を紹介:女性編

安産祈願に適した服装は、性別や季節によって異なります。
ここでは、安産祈願で女性がすべき服装について季節別に解説します。

春におすすめの服装

安産祈願で女性におすすめの服装は、ワンピースやニットなどのお腹周りのゆったりした動きやすい服装です。春は暖かさを感じられる季節ですが、急に気温が変化する可能性があります。その際、母体の冷えや体調不良には、注意しなければなりません。

予期せぬ寒さを感じた場合に備え、カーディガンやジャケットなど、体温調節できるものを用意しておくと万全です。寒さが気になるときは、タイツやマタニティレギンスを活用すると、足元の冷え対策になります。

夏におすすめの服装

夏は外気の暑さと室内のクーラーの冷気で、妊婦にとって体調を崩しやすい季節です。他の季節以上に、服装に気をかけましょう。

ワンピースやスカートにブラウスを組み合わせるスタイルは、通気性がよく手間なく着られるコーディネートです。ノースリーブの服装は、室内はクーラーによる肌寒さ、室外では直射日光による火照りが生じやすくなります。状況に応じて調節できるよう、薄いカーディガンやボレロを用意すると便利です。

秋におすすめの服装

秋は寒暖差が激しい季節です。急な気温の変化にも対応できる服装を心がけましょう。秋に適したスタイルは、春夏と同じく、基本的にワンピースやスカート、ブラウスのコーディネートです。

またあわせて、カーディガンやジャケットを用意すると、予期せぬ肌寒さに適宜対応できます。普段から冷えを感じやすく、ワンピースやスカートのスタイルが不安な方は、春の服装と同様に、タイツやマタニティレギンスの着用を検討してみてください。

冬におすすめの服装

冬は、十分に防寒対策されている服装がおすすめです。厚手のコートは、腰まわりまで包んで隠すため、お腹を保温できます。また手袋、帽子、マフラーなどの防寒用の小物も、あわせて準備しましょう。

冬場にワンピースやスカートを選ぶと、熱が逃げやすく肌寒さを感じる可能性があるため、避けた方が無難です。冬場にワンピースやスカートを着用する場合は、厚手のニットとマタニティパンツ、厚手のマタニティタイツを着用し、防寒対策をしましょう。

季節別に安産祈願に適した服装を紹介:男性編

男性も女性の場合と同様に、季節によって安産祈願に適した服装は異なります。男性にとっておすすめの服装を解説します。

春・夏におすすめの服装

春・夏におすすめの男性の服装は、上が半袖シャツで下がスラックスのスタイルです。半袖シャツは襟付きで派手な柄のない白色を選ぶと、きちんとした印象になります。アロハシャツのような派手な色合いの服装は、フォーマルな場では悪い意味で目につくため、避けた方が無難です。

また、気温が高くない場合は、薄手のジャケットを着用すると温度調整ができて便利です。少しカジュアルな感じを出したい方は、シンプルな色合いのポロシャツを着ると良いでしょう。シューズもサンダルのようなカジュアルなものではなく、フォーマルスタイルに合わせてください。

秋・冬におすすめの服装

秋冬は気温が下がるため、長袖シャツにセーターやベストを合わせるコーディネートが、おすすめです。カーディガンやジャケット、コートも用意しておくと、自分だけでなくいざというときに妊婦にもかけてあげられます。

ただし、秋冬がいくら寒い季節だからといっても着込みすぎは避けましょう。部屋の暖房がききすぎている場合、暑すぎて汗ばんだ状態で冷えた外にでると、風邪をひく可能性があります。状況に応じて、自分で体温調節できる脱ぎ着しやすい服装にすると良いでしょう。

男性はスーツが無難

安産祈願で着る服装に迷った場合、男性は基本的にスーツを着用すると間違いがありません。

またスーツの色合いに関しては、派手な色のものは避け、黒や紺、グレーなどの落ち着いたものを選べば、フォーマルな雰囲気になります。そのほか、目立つ派手な色・形のネクタイピンやネクタイ、奇抜なハットといった個性の強すぎるアレンジも、避けた方が無難です。

安産祈願に参加する親族の服装とは

親族の男性も妊婦の夫と同様、基本的にスーツで参拝します。ジャケットを着用し、ワイシャツとスラックスのスタイルのような、フォーマル感のある服装が無難です。女性はワンピースにボレロを合わせると、フォーマルで落ち着いた雰囲気になります。

また、子どもが参拝する場合、窮屈すぎる服装を着せるのは避けましょう。安産祈願は長時間を要する場合があるため、フォーマルで場になじむ服装が好ましいでしょう。

神社仏閣によってはオムツ替えをする場所がありません。女の子はワンピースを着用し、男の子はオーバーオールの着用を避けると良いでしょう。

安産祈願・服装に関するQ&A

最後に、安産祈願に一緒に行く人や安産祈願の服装に関して解説します。

誰と一緒に行くべき?

一般的には「夫婦」や「妊婦と妊婦の母親」、「夫婦と夫婦の両親」で安産祈願に行きます。

しかし、安産祈願は「かならず誰かと一緒にいかなければならない」といった決まりはありません。ムリに遠方の両親を呼ぶ必要はありません。深く考えすぎずに、当日行ける人と一緒に行くと良いでしょう。

どんな腹帯がおすすめ?

腹帯には色々なタイプがあります。タイプ別の特徴を把握したうえで自分にあったものを選びましょう。

たとえば、パンツタイプは着用時に動いてもずれにくいです。また、ベルトタイプはお腹をしっかりサポートできます。さらしタイプは肌に優しく、骨盤ベルトタイプは産後も使用できます。

まとめ

戌の日の安産祈願は、日本で古くからおこなわれている伝統行事です。妊婦は体調や歩きやすさを配慮しつつ、基本的にはフォーマルな服装を着用すると良いでしょう。また妊婦の夫や祖父母が一緒に行く場合も同様に、フォーマルな服装が最適です。

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「はぐコレ」編集部

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