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妊娠初期・中期・後期の準備物や備えておくべきことを徹底解説
2022.12.28妊娠・出産

妊娠初期・中期・後期の準備物や備えておくべきことを徹底解説

この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

妊娠がわかったら、妊娠時期別に準備すべきことがあります。この記事では、妊娠初期・中期・後期に準備しておくこと、準備するものを、それぞれ紹介しています。参考にしてください。

もくじ
  • 妊娠初期とは
  • 妊娠初期に準備するもの
  • 妊娠初期に準備すること
  • 妊娠中期とは
  • 妊娠中期に準備するもの
  • 妊娠中期に準備すること
  • 妊娠後期とは
  • 妊娠後期に準備するもの
  • 妊娠後期に準備すること
  • まとめ

妊娠初期とは

妊娠初期とは、妊娠4カ月目(妊娠15週目)までの時期のことを指します。つわりを感じやすい時期で、体調を崩す人も多い傾向があります。つわりの症状によって、初めて妊娠が判明するケースも多いかもしれません。


妊娠初期では、お腹はまだ目立たない人が多いため、服もマタニティ用のものはまだ必要ありません。体が軽いこの時期、つわりが軽い日などを見計らい妊娠中期や後期の準備を行うと後々が楽になることでしょう。

妊娠初期に準備するもの

妊娠初期に準備するものは以下のとおりです。

・母子手帳ケース:産後も使うことが多い必須のアイテムです
・葉酸サプリ:事前に医師に相談しましょう。厚生労働省の食生活指針でも、葉酸は妊娠前から積極的な摂取が推奨されています
・ボディケア用品:妊娠線予防クリームや腹巻などがあります
・マタニティウェア:締め付けの少ないゆったりした洋服が推奨されます
・ぺたんこ靴:転倒しにくい靴を履くことは重要です

葉酸サプリは、産院で紹介してもらえる場合があるためかかりつけ医に聞いてみましょう。ぺたんこ靴は通常の靴店で、他の品物はベビー用品店やネット通販で揃います。

※参考:妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領|厚生労働省

妊娠初期に準備すること

妊娠初期には、必需品の準備だけではなく、会社への報告や手続きなどの準備もあります。抜けのないようにチェックしておきましょう。

自治体に届け出をする

妊娠が発覚すれば、自治体に妊娠届を出さなくてはなりません。自治体に届け出をすると、母子健康手帳と妊婦健康検査受診表(助成券)が発行されます。

母子手帳は胎児の発育の記録が書かれるものです。助成券は妊婦健診の料金を助成してくれるものです。必ず受け取り、大切に保管しましょう。

母子手帳と助成券は大抵どちらも母子手帳ケースに入るので、まとめて持っておくと安心です。

出産予約をする場所を決める

自宅付近で出産するのか、里帰り出産をするのかなど、分娩予約をする場所を決めます。出産ができるのは産院か、産婦人科のある病院です。ただし、出産に対応しない産婦人科もあるため、事前に調べておきましょう。


出産で無痛分娩などを希望する場合は、産院または病院が対応しているかについても調べる必要があります。


また、産院や病院は混雑している場合があるため「出産予定日前後の予約がいっぱい」といわれることもゼロではありません。出産する場所が決まったら、早めに予約することが望ましいでしょう。

妊娠中の注意事項などを調べる

妊娠期間中の注意事項について、事前に調べておくことも重要です。妊娠期間中では禁酒・禁煙はもちろん、刺身など食べてはいけないものもあります。その他にも、妊娠期間中は転倒防止のために、生活空間での対策、家事の制限など考えなくてはならない人もいるでしょう。


妊娠初期は激しい動きをしたり、下腹に力を入れたりすることも制限されます。夫やパートナーも含め周囲からの配慮も必要になるため、注意事項は家族と一緒に確認することがおすすめです。

上司に報告する

就業している人は、上司に妊娠を報告しましょう。産休・育休取得の相談をする必要があるためです。上司にとっては人材や業務の調整をする必要もあり、早い段階で情報を得たいと考えていることもあるでしょう。


また、切迫早産などのリスクも考え、引き継ぎの準備は早めに行っておくことが大切です。まだ全体に公表する必要はない一方で、絶対安静を診断されたときはもちろん、妊婦健診、つわりなどで突然休まなくてはならないこともあります。自分が休んでも誰かが対応できるようにしておきましょう。

妊娠中期とは

妊娠中期とは、妊娠5~7カ月(妊娠16~27週)の時期のことを指します。この時期には、つわりがおさまり、お腹が大きくなり始める人も多いでしょう。ただし、つわりについては個人差があり、妊娠初期に引き続き重いという人もいます。


また、赤ちゃんの胎動を感じる人も多い時期です。胎児の成長を肌で感じられる一方、胎動が気になって眠れないようなことも、増えてくる場合があります。

妊娠中期に準備するもの

妊娠中期になると妊娠初期に追加で、準備したいものがあります。


・腹帯:戌の日の安産祈願として、神社などで購入できるものでも良いでしょう。市販で使いやすい物も多く売られています。

・マタニティウェア:妊娠初期のものに比べ、お腹の部分がゆるくなければ入らなくなります。特に下着類は締め付けを感じやすい時期のため、ゆったりしたマタニティ下着がおすすめです。


以上、2種類の準備がおすすめです。また、妊娠中期でマタニティヨガなどに挑戦するときは、ゆるめのウェアを用意しておきましょう。

妊娠中期に準備すること

妊娠中期には、予約の手続きや報告など準備することが多くなります。なかには手間のかかる準備もあるため、早めに取りかかりましょう。

分娩予約をする

まだ、分娩予約をしていない人は、分娩を希望する場所(産院、病院)で分娩予約を行います。産院、病院によっては、立ち合い出産を行う際、両親学級の参加が必須条件とされる場合もあるので事前に確認しておきましょう。


また、分娩予約の受付は、20週までに行う産院や病院がほとんどです。妊娠中期で「まだ予約しなくても大丈夫」とのんびりしすぎないように気を付けてください。

職場に妊娠を報告する

妊娠中期で就業している人は、職場の人に妊娠を報告しましょう。これまで上司にだけ共有していた情報ですが、安定期に入れば全員に情報を共有できます。


妊娠初期のときと同じく、切迫早産などのリスクも考えて、引き継ぎの準備は早めに行っておくことがおすすめです。予想外の出血、絶対安静の指示など、妊娠中期以降でも急な状況変化は珍しくないため、注意が必要でしょう。

虫歯の治療をしておく

妊娠中期には、任意で受けられる妊婦歯科検診があります。妊娠中はつわりやホルモンバランスなどの影響で虫歯になりやすい一方、産後は新生児の世話をしなくてはならないため、虫歯治療に通いづらくなる可能性があります。


虫歯に気づいた場合は、早めに治療をしておくことが重要です。

助成金について調べておく

自分が受けられる助成金についても調べておきましょう。出産育児一時金、児童手当、就業していれば、出産手当金や育児休業給付金などが受けられます。


このような助成金の申請先は自治体もしくは会社などです。必要な書類などを把握し、申請のタイミングなども確認しておくことがおすすめです。よくわからないときは最寄りの役所や会社の担当者に聞いてみましょう。

妊娠後期とは

妊娠後期とは、妊娠8カ月(妊娠28週)から出産までの時期を指します。お腹が大きく目立つようになる一方で、吐き気や食欲不振、頭痛やめまいなどのマイナートラブルを感じやすい時期でもあるので、体調管理に注意が必要です。


妊娠後期におけるマイナートラブルの主な原因は、ビタミンB6不足やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足などが考えられます。

妊娠後期に準備するもの

妊娠後期になると、出産や子育てに向けて準備するものが増えてきます。

そのため、チェックリストなどを用意して準備するようにしましょう。


・入院準備品

・新生児をお世話するための用品

・ベビー寝具

・赤ちゃんの衣類

・沐浴セット

・授乳グッズ

・おむつ

・衛生用品


上記の多くはベビー用品店で揃えられます。妊娠後期は、体が重くなり動きづらい時期でもあるため、ネット通販の活用もおすすめです。

妊娠後期に準備すること

妊娠後期に入ると、いよいよ出産が近くなります。妊娠後期に準備しておくこともいくつか残されていますので、確認しましょう。

陣痛が来たときの準備をしておく

出産予定日はあくまで予定のため、数週間前に陣痛が来ることもあります。入院・出産準備品を玄関などの運びやすいところに用意することや、陣痛タクシーなど緊急時の移動手段を確保しておきましょう。


また、バースプランを考えておくことも、妊娠後期における準備のひとつです。バースプランとは自分が出産で何をしたいか、立ち会いはどうするか、助産師には何を期待するかなどを整理することで、落ち着いて出産するためにも考えておくと良いでしょう。


なお、ジェルネイルや結婚指輪をしている場合は外しておきましょう。緊急帝王切開などになった際、処置の邪魔になる可能性があるほか、指がむくんで痛くなり、指輪が取れなくなることもあります。

産休・育休に入る準備をする

就業している場合は、産休・育休に入る準備をしましょう。上述した助成金関連の書類を提出する必要があるため、漏れのないようにしましょう。


また、同僚などに仕事の引き継ぎを行うことも大切です。ギリギリにならないよう余裕を持って行います。引継ぎの際に参考にできる資料がある場合は、ファイルやフォルダなどにまとめておきましょう。

里帰りする

里帰り出産を予定している場合は、体調の良い時期を見計らって移動しましょう。長距離移動の場合は、特に余裕を持ったスケジュールを立ててください。荷物は最小限にし、夫や家族など誰かが付き添いましょう。里帰り先の産院でしばらく経過観察することも多いため、どのくらい前に里帰りすべきか医師の指示に従いましょう。

まとめ

妊娠初期から妊娠後期にかけて、手続きや予約、会社への報告など準備することは多くあります。産院・病院はもちろん、インターネットやSNS、専門誌などで情報が得やすくなったとはいえ、初めての妊娠生活は何があるかわからず不安、と思う人も多いでしょう。


妊娠初期から安心できるサポートがほしいと思う人は、妊娠保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。


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