logo

ママを育む総合情報サイト

妊娠初期に歯医者に行っても大丈夫?妊娠中の歯のケアについて知ろう
2022.12.28相談室

妊娠初期に歯医者に行っても大丈夫?妊娠中の歯のケアについて知ろう

この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

妊娠中は口内トラブルが発生しやすいため、注意が必要です。しかし、妊娠初期に歯医者へ行っても良いのか気になっている人もいるでしょう。この記事では、妊娠後に歯の不調を感じている人に向けて、どのような対処をしたらいいのか解説します。妊娠中も歯の健康を保つために、ぜひ参考にしてください。

もくじ
  • 口の中のトラブルは妊娠中に起こりやすい
  • 妊娠中に起こりやすい口の中のトラブル
  • 妊娠中に歯医者に行ける?
  • 妊娠中の歯科治療で心配なこと
  • 自分でできる妊娠中のオーラルケア
  • まとめ

口の中のトラブルは妊娠中に起こりやすい

妊娠すると、なぜ口の中でトラブルが発生しやすくなるのでしょうか。ここでは、その理由について解説します。

妊娠すると口内環境が変化する

妊娠後は口内環境も変化するため、虫歯や歯肉炎などのトラブルが発生しやすくなります。口内環境が変化するのは、妊娠により女性ホルモンが増えるためです。人によっては、歯ぐきの腫れや出血も起きやすくなります。


また、唾液の量が減って口の中がねばつきやすくなります。唾液の働きが弱まり、口の中で細菌が増えやすい状態です。口の中が酸性寄りになるため、虫歯もできやすくなります。

つわりで虫歯のリスクが高まりやすい

妊娠初期でつわりがひどい場合、吐き気を感じて歯みがきがきちんと行えなくなる人もいます。また、つわりの影響で食事が不規則になったり少量の食事をこまめにとったりすると、歯が虫歯菌の影響を受けるリスクも高くなります。なお、つわりで酸っぱい食べ物を多く摂取することで、口の中がより酸性に傾き、虫歯のリスクにつながることもあります。

妊娠中に起こりやすい口の中のトラブル

妊娠中は、口の中のトラブルとしてどのような現象が起こりやすいのでしょうか。以下で具体的に解説します。

虫歯や歯周病

妊娠中は女性ホルモンの分泌が増えるため、それまで口の中にトラブルが発生していなかった人でも問題が起きる可能性があります。特に、つわりが起きると十分な歯みがきがしにくくなり、口の中が不衛生になりがちです。また、妊娠初期は間食が増え、唾液量が減ることも口の中が酸性になりやすい原因となるため、虫歯や歯周病に注意する必要があります。

妊娠性歯肉炎

妊娠性歯肉炎は、ホルモンのバランスが変化したり、つわりや吐き気によって十分に歯みがきができなくなったりして発生します。食事量や食事回数の増加が原因になる人もいます。


歯肉炎が悪化すると歯周炎に進行します。歯周病が悪化すれば歯だけでなく全身の疾患につながるリスクもあるため、十分な注意が必要です。早産や低体重出産なども想定されるため、歯肉炎の状態から進まないよう気をつけましょう。

親知らずの痛み

妊娠すると、歯茎の炎症が起きやすくなると言われています。そのため、妊娠前は気になっていなかった親知らずが妊娠をきっかけに急に痛むケースもあります。歯茎が腫れてくる人もいるため、奥歯に違和感がある場合は早めに親知らずの状態をチェックしたほうがいいでしょう。

妊娠中に歯医者に行ける?

妊娠中に歯医者に行っていいのか気になっている人も多いでしょう。ここでは、妊娠中の歯医者への通院について、週数の目安も含めて解説します。

妊婦歯科検診

つわりが収まる妊娠4~5ヶ月頃になったら、妊婦歯科検診を受けましょう。妊娠中期は比較的体調が安定しているため、歯科治療を済ませておくと安心です。妊娠中は虫歯や歯周病になりやすいですが、初期症状に気づかない人も少なくありません。症状を感じていなくても、念の為に検診を受けることをおすすめします。


妊婦歯科検診にかかる費用は自治体によって異なります。自治体によっては無料で検診を受けられたり一部の費用の負担をしてもらえたりところもあるため、制度を有効活用しましょう。

虫歯や歯周病の治療

妊娠中に虫歯や歯周病を治療できる期間は、個人差があります。一般的には、妊娠5~7ヶ月頃なら治療が可能です。そのため、基本的に妊娠中期であれば治療を受けられるでしょう。ただし、体調や妊娠状況に問題があると、妊娠中期でも治療できない可能性があります。早めに検診を受け、体調や妊娠状況にあわせて治療を受けられるようにしてください。

予防歯科

予防歯科とは、口の中をメンテナンスしてトラブルを防止することです。具体的には、歯石取りやクリーニングなどを行います。予防歯科を受けられる時期は、妊娠初期から7ヶ月頃までです。ただし、治療と同じく体調や妊娠状況に問題があると受けられない可能性もあるため、無理のない範囲でタイミングを見計らいましょう。

妊娠中に避けるべき歯科治療

ホワイトニングの安全性ははっきりしていないため、妊娠中の施術は避けるべきです。妊娠中は体調不良やつわりの影響により虫歯や歯肉炎になりやすいため、矯正治療もおすすめできません。


特に避けるべき歯科治療以外であっても、妊娠初期や妊娠後期は避けたほうが無難です。体調が比較的安定している妊娠中期に歯科治療を受け、妊娠中の口内環境を適切に保ちましょう。

妊娠中の歯科治療で心配なこと

妊娠中に歯科治療を受ける場合、さまざまな心配をしている人も多いです。ここでは、よくある心配とその影響について解説します。

レントゲン撮影

歯科治療のためにレントゲン撮影する範囲は、あごのまわりだけです。そのため、腹部に直接影響が出る心配はありません。被曝量もごくわずかであり、防護エプロンを使用すれば胎児への影響はないと言われています。


ただし、放射線障害による影響がゼロだとはいい切れません。一般的に妊娠初期にはレントゲン撮影を行わないため、妊娠の可能性があるときに歯科治療を受ける際は注意しましょう。

麻酔の使用

歯科治療で使用される麻酔は、局所麻酔が基本です。麻酔の成分は胎盤を通過せず、肝臓で分解されて尿と一緒に排出される仕組みになっています。使用する麻酔の量も少しであるため、胎児への影響はないと考えられています。麻酔よりも痛みを我慢するストレスのほうが胎児に対する影響が大きいと言われているため、必要があれば麻酔を使用したほうがいいでしょう。

薬の影響

抗生剤は胎児の健康に影響を及ぼす可能性があるため、基本的に使用してはいけません。痛みを我慢するストレスが大きい場合は、安全性の高い鎮痛剤を使用しましょう。薬を使用する際は必ず主治医に相談し、指示を守って正しく服用することが大切です。個人的な判断による薬の服用は避けてください。

自分でできる妊娠中のオーラルケア

妊娠中はオーラルケアに力を入れましょう。ここでは、自分でできる妊娠中のオーラルケアについて解説します。

体調が悪いときの歯みがき

歯みがきの際は、歯垢をしっかり落とすことが大切です。わずかな歯垢の中にも、数億の細菌がいると言われています。


オーラルケアの基本は食事後に歯を磨くことです。しかし、妊娠初期はつわりによって十分な歯みがきができなくなる人も少なくありません。体調が優れない場合は、食事後に限らず体調が良いときに歯みがきをしましょう。


なお、寝ている間は唾液の量が少なくなり、特に細菌が増えやすくなります。そのため、寝る前はできる限り歯みがきをしましょう。

吐き気を抑える歯みがきの方法

つわりになると、口の中に歯ブラシを入れるだけで吐き気がする場合もあります。吐き気を防ぐためには、ヘッドが小さい歯ブラシを選びましょう。歯ブラシを口の横から入れて小刻みに動かしながら奥歯や親知らずをみがくと、歯ブラシが口の奥に届きにくくなります。


また、妊娠初期に歯みがきをするときは、首を曲げて下を向いてみがくのがおすすめです。唾液が口の奥に流れにくくなり、吐き気がこみあげる嘔吐反射を防止できるからです。工夫次第で吐き気を軽減できる可能性があるため、つわりが起きているときはこれらを意識して歯みがきしましょう。

歯みがきがどうしてもできないときは

妊娠初期の体調によっては、どうしても歯みがきができない場合もあります。口内環境を清潔にするためには、体調にあわせてグッズを活用しましょう。歯みがきができないときは、デンタルリンスや水でうがいをするだけでも口内環境をある程度整えられます。歯みがきの代わりにはなりませんが、オーラルケアをまったくしないよりは口内環境の悪化を抑えられます。


デンタルリンスとしては、殺菌成分やフッ素を配合しているタイプがおすすめです。歯ぐきの炎症を抑えて歯周病予防につなげられるタイプもあるため、状況に応じて最適なものを選びましょう。


まとめ

妊娠すると口の中にトラブルが発生しやすくなるため、注意が必要です。それまで以上にオーラルケアに力を入れる必要があります。ただし、つわりにより十分な歯みがきができないときは、無理をしない範囲でできる対策を取り入れましょう。


「母子保険はぐ」は妊婦専用の保険です。簡単な審査で申込みから1~3営業日で加入できます。生まれた赤ちゃんも保障の対象になり、妊娠や出産期のリスク全般に備えられる保険です。備えたいと考えている方は資料請求、かんたん診断をご検討ください。


資料請求・かんたん診断はこちら


はぐ_メデ_0033_01

この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

「はぐコレ」はママを育む総合情報サイトです。産前産後のママさんとご家族に向けて、妊娠・出産・子育てを通して役立つ情報をお届けしています。

母子保険はぐ マンガで見る!月々950円からの妊娠保険
マンガで見る!月々950円からの母子保険はぐ