妊娠初期の性欲は変化する？パートナーとの上手な付き合い方

この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

妊娠したら性欲が増した、もしくは減ったという体験談を聞いて、自分はどのように変化するのか気になっていませんか。性欲の変化によっては、パートナーとの付き合い方も考えなければいけないので、不安に感じる人も多いでしょう。

妊娠初期の性欲はどう変化する？先輩ママの体験談
妊娠初期の性欲は人それぞれ！妊娠中に変化することもある
妊娠初期のパートナーとの付き合い方
妻が妊娠したら、夫の性欲は変化する？
まとめ

妊娠初期の性欲はどう変化する？先輩ママの体験談

妊娠初期の性欲はどう変化しやすいのかを知っておきましょう。実際、先輩ママはどうだったのか、体験談をいくつか紹介します。

性欲が減った

イライラして夫を毛嫌いする妊婦

・妊娠8週目前後はにおいに敏感になり、性欲は全くといっていいほどなくなった
・妊娠初期は、夫の体臭や性器を連想するのさえ不快に感じていた
・もともと淡白だからなのか、性欲はほとんど沸かなかった

妊娠初期はホルモンバランスが大きく変わる時期です。イライラしたり情緒不安定になったり、いつもとは違う自分に戸惑う女性は多くいます。加えて、吐き気や倦怠感など、つわりの症状が現れる時期でもあるので、セックスする気になれないのも当然といえます。中には、夫に触られることすら嫌がる女性も少なくありません。

性欲が増した

愛をはぐくむ夫婦

・2回妊娠したけれど、2回とも性欲が増した。セックスの感度もよくて、病みつきになった。
・安定期に入ったころには落ち着いたけれど、妊娠初期は性欲がかなり強かった。
・妊娠前はほとんど性欲がなかったのに、妊娠した途端に急に高まった。

性欲が減ったという人がいる一方で、性欲が増した人も少なくありません。性欲が増した人は、セックスの感度も高まりやすい傾向にあります。また、つわりの症状が軽い場合は夫のにおいにも敏感になり過ぎず、セックスを求めるのでしょう。

妊娠するたびに違っていた

・1人目のときは、コントロールできないほど性欲が増していた。2人目のときは性欲に変化はなく、穏やかに過ごせていた。
・最初の妊娠では性欲が増して、毎日のように求めていた。けれど、2人目妊娠時は性欲が全く沸かず、ほとんどセックスレスの状態。
・最初の妊娠のときは、性欲が増して大変だった。求め過ぎてしまい、夫は義務的にこなすようになっていた。でも、2回目の妊娠では全然イケなくなり、暗い日々を過ごしていた。

性欲には個人差がありますが、中には妊娠するたびに性欲が変化する人もいるようです。たとえ最初の妊娠で性欲が強まっても、2人目3人目も同じとは限りません。その都度、柔軟な対応が求められるでしょう。

妊娠初期の性欲は人それぞれ！妊娠中に変化することもある

妊娠初期の性欲には個人差があるようです。妊娠したことで、性欲が減る・増えるとは断言できません。さらに、同じ人でも1人目と2人目とでは全く異なるケースもあります。性欲に変化が見られたときは、そのときの状況にあわせて対応することが大切です。

また、妊娠初期に性欲が減っている・増えているといっても、その状態が妊娠中ずっと続くわけではありません。そもそも性欲の変化が起きる原因には、ホルモンバランスも関係しています。妊娠中は赤ちゃんの成長に伴い、妊娠初期・中期・後期とホルモンバランスが大きく変動します。妊娠初期に性欲が減っていても、中期以降になると増えることもあります。

もちろん逆のパターンもありますし、出産までずっと変わらないこともあるので、どう変化するかは一概にはいえません。

妊娠初期のパートナーとの付き合い方

仲睦まじい夫婦

性欲が変化したことで影響が出ることといえば、パートナーとのスキンシップです。男性にはどのように理解してもらえればよいのか解説します。

性欲が減ったときの付き合い方

気分が乗らないときに、パートナーから求められることもあるでしょう。拒否してしまうと「相手を傷つけるのでは？」「浮気されるのでは？」と心配になる人は多いはずです。そこで、性欲が減ったときのパートナーとの付き合い方を3つ紹介します。

セックスについて話し合う

セックスしたくないのであれば、理由をしっかり伝えましょう。理由もなく「嫌！」「したくない！」と拒否されれば、男性は傷付いてしまいます。場合によっては、それがトラウマとなり、セックスレスの原因にもなり兼ねません。性欲が減っていることを正直に話し、今は待っていてほしいと伝えることで、パートナーは理解してくれるはずです。

また、話し合いは定期的に行うようにしましょう。赤ちゃんの成長に伴い、性欲は減ったり増えたりします。今どんな状況なのかは、本人にしか知り得ません。性欲が回復したときは、早めに教えてあげるとよいでしょう。

パートナーの気持ちを理解する

パートナーへの感謝の気持ちは、日頃から言葉で伝えましょう。スキンシップもない感謝もされない、そのような状況では、男性は存在意義を見失う可能性があります。「あなたがいてくれて助かる」「そばにいてくれて嬉しい」と伝えることで、夫婦関係を良好に保てます。

また、パートナーへの配慮が必要な場面は、セックスを断るときも同じです。たとえば、「最近、つわりがひどくて…」「医者から安定期に入るまではセックスを控えるように言われた」など、前もって伝えておくのもよいでしょう。妻はセックスをしたくないわけではなく、できる状況ではないのだと、理解してもらえるはずです。

別のスキンシップで浮気防止

セックスの回数が減って、性欲が満たされない男性は浮気する可能性があります。浮気は夫婦関係が破綻する原因にもなり兼ねません。男性の心を満たせるよう、セックスとは別の形でスキンシップを取ることも大切です。

たとえば、キスやハグ、手をつなぐなどの愛情表現は、頻繁に行うのがおすすめです。愛されていることをストレートに伝えられるので、セックスはなくても満足感を得られるでしょう。他にも、マッサージをしたりボディクリームを塗ってもらったり、身体に触れ合えるスキンシップで愛情を表現しましょう。

性欲が増したときの付き合い方

性欲が増しているのであれば、パートナーとのスキンシップを問題なく楽しめるでしょう。しかし、安定期に入っていない妊娠初期のセックスは、注意点もあります。そこで、性欲が増したときのパートナーとの付き合い方を2つ紹介します。

妊娠初期のセックスは避けたほうがよい

結論からいうと、妊娠初期のセックスはおすすめできません。流産に直接つながるわけではありませんが、お腹が張ることがあるので避けるのがベターです。

しかし、性欲が増しているときは我慢できないときもあるはずです。セックスをする場合は感染症のリスクを抑えるために避妊具を付け、後側位や騎乗位など負担のない体位で楽しむようにしましょう。パートナーにも注意点を理解してもらうことが大切です。

こんな時は要注意！セックスを控えるべきサイン

セックスをすると子宮頸部が刺激されて、子宮は収縮します。セックス自体が胎児に直接影響を及ぼすわけではありませんが、状態によってはセックスを控えなければいけない場合もあります。

次のような状態である場合は、セックスは控えましょう。

・お腹が張っている
・不正出血がある
・腹痛や腰痛がある
・体調不良
・双子や三つ子など多胎を授かっている
・医師から安静の指示が出ている

性欲が増しているときにセックス禁止令が出ると、ストレスに感じるものです。好きなことをしたり趣味を見つけたり、気を紛らわせて乗り越えましょう。

妻が妊娠したら、夫の性欲は変化する？

妊娠をきっかけに性欲が変化するのは、女性だけではありません。個人差はありますが、男性もまた、性欲が変化しやすいものです。

男性の場合は、妻が妊娠すると性欲が減りやすい傾向にあります。「お腹の子が心配で積極的になれない」「万が一のことを考えると怖い」など、妻と子を思うあまりに性欲が減退してしまうようです。

しかし、男性もまた妊娠期間が進むにつれて、性欲が増すこともあります。人によっては、お腹が大きい妻に対し、性的パートナーとして見られなくなったというケースもあるようです。個人差がある性欲の状況は、直接本人に聞くのがよいでしょう。

まとめ

妊娠すると性欲は変化しやすいものです。性欲が減るか増えるかは個人差があるので、どう変化するかは断言できません。性欲の強さ・弱さによって、パートナーとの付き合い方も工夫が必要です。

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