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妊娠初期の旅行はNG?移動手段別の注意点や持って行くと便利なものを紹介
2022.12.28お出かけ

妊娠初期の旅行はNG?移動手段別の注意点や持って行くと便利なものを紹介

この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

妊娠初期に旅行へ行きたいと考えている人もいるでしょう。とはいえ、体調や赤ちゃんに対する影響を心配している人も多いはずです。この記事では、妊娠初期の旅行を検討している人に向けて、旅行に適している時期や注意点について解説します。旅行に持って行くと便利なものについても解説するため、ぜひ役立ててください。

もくじ
  • 妊娠初期に旅行へ行っても大丈夫?
  • 【移動手段別】妊娠初期で旅行に行く際の注意点
  • 旅先での注意点は?
  • 妊娠初期で旅行に行く場合の持ち物リスト
  • 妊娠中の旅行で考えられるリスクとは
  • 主治医・家族と相談してから旅行に行くこと
  • まとめ

妊娠初期に旅行へ行っても大丈夫?

旅行・お出かけする妊婦

そもそも妊娠初期は旅行に行ってもいいのでしょうか。ここでは、妊娠中に旅行に行ける時期について解説します。

つわりの症状が出ているなら避ける

妊娠初期でつわりの症状が出ている場合、せっかく旅行に行っても十分に楽しめない恐れがあります。車に酔ったり、つわりで吐いたりするかもしれません。
つわりの症状が出ているなら、無理に旅行に行くのは避けましょう。妊娠4ヵ月頃になると症状が落ち着いてくるため、それ以降に旅行するのがおすすめです。

おすすめは妊娠5~7ヵ月の安定期

安定期の妊婦

旅行に適している時期は、妊娠中期にあたる妊娠5~7ヵ月頃です。つわりが落ち着いて体調に問題がなければ、旅行に行っても構いません。ただし、リスクがまったくないわけではないため、検診の結果も考慮して旅行を計画しましょう。少しでも体調に不安がある場合は、旅行の計画を中止したほうが安心です。


また、万が一の事態が起きる可能性も考慮し、海外旅行は避けましょう。

妊娠後期の旅行は控えるのが無難

妊娠後期には旅行をしないほうが無難です。妊娠後期はおなかが張りやすく、無理して動き回るとトラブルにつながる恐れもあります。お産が早まる可能性もないとはいえないため、変化が生じたときにすぐかかりつけ医を受診できる状態にしておく必要があります。旅行するとしても、行き先を近場に絞るべきです。


なお、妊娠後期は、1人で車を運転したり高速道路を走行したりするのも避けたほうが安心です。

【移動手段別】妊娠初期で旅行に行く際の注意点

妊娠初期に旅行に行く場合は、気をつけたいことがあります。ここでは、具体的な注意点について解説します。

車で旅行に行くときは、必ずシートベルトをつけて安全に移動できるようにしましょう。ただし、シートベルトでおなかに負担をかけないよう、着用方法を工夫する必要があります。


また、長い時間同じ姿勢で過ごすのはよくありません。妊娠初期は体調も不安定になるため、こまめに休憩をとることが大切です。体調が悪くなったら車を停車させてゆっくり休んでください。トイレも近くなるため、トイレへ行けるときは早めに行っておくと安心です。


関連記事:妊娠初期に車で旅行するときの注意点を徹底解説!リスクについても紹介

電車・新幹線

妊娠中に新幹線に乗るために

電車や新幹線で旅行する際は時間に余裕をもって行動できるよう、事前にしっかり計画を立てておきましょう。乗車時間だけでなく、乗り換えの時間も考慮する必要があります。早歩きしたり走ったりすれば体に負担がかかるため、注意が必要です。


車とは違い、電車や新幹線は自由に降りられません。そのため、体調がいいときを選んで利用すべきです。


関連記事:妊娠初期で新幹線に乗るときに気を付けたい6つのポイント!リスクや持ち物も紹介

飛行機

飛行機を利用するときは、事前に航空会社に連絡しておくと配慮してもらえる可能性があります。
妊娠の時期によっては、搭乗の際に医師の診断書が必要な場合もあります。
飛行機のなかは乾燥しているため、こまめな水分補給を心がけてください。また、長時間のフライトにならないよう注意しましょう。


関連記事:妊娠初期は飛行機に乗れる?航空会社の規定や注意点を解説
関連記事:妊娠超初期でも飛行機に乗って大丈夫?旅行はして良い?いつから乗れるのか知りたい!

旅先での注意点は?

旅行で訪れた場所では、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。具体的な注意点を解説します。

アクティビティは避ける

旅行とはいえ、妊娠中は体に負担がかかるアクティビティは避ける必要があります。たとえば、パラグライダーやジェットコースターなどは避けるべきです。ダイビングをはじめとするマリンスポーツも行わないようにしましょう。

熱いお湯への入浴・長湯はしない

旅行で温泉を訪れる場合は、熱いお湯への入浴や長湯に注意する必要があります。妊娠中に熱いお湯へ入浴したり長湯したりすると、のぼせやすいためです。脱水症状も引き起こしやすく、リスクがあります。ぬるめのお湯を選び、短めに入浴を済ませましょう。また、洗い場ですべって転ばないよう、足元にも気をつけてください。

マッサージ・アロマは体調を考慮する

マッサージを受ける場合は、妊娠していることを施術者へ伝えましょう。おなかのマッサージは行わないように依頼してください。またマッサージを受けるときに薄着になると、体が冷える原因になります。体の冷えはおなかの張りにつながるため、注意が必要です。


アロマを利用するなら妊娠中でも影響が少ないものを選ぶ必要があります。少しでも異変を感じたらすぐに中止することが大切です。

避けた方がいい食べ物を知っておく

妊娠中の食事では、生ものは避けたほうがいいとされています。妊娠中に生ものを食べると、ウイルス感染や食中毒を起こしやすいためです。
旅行中の食事でも、ナチュラルチーズや生肉などは食べないようにしましょう。寿司や刺身も食べ過ぎない程度に抑えるべきです。


関連記事:妊娠初期に外食はして良いの?気をつけること、注意点、おすすめの栄養素や食べ物

妊娠初期で旅行に行く場合の持ち物リスト

妊婦が旅行中に持っていくべきものとは

妊娠初期で旅行に行くときは、さまざまな持ち物を用意しておくと安心です。


まず、母子健康手帳と健康保険証は必ず持参しましょう。旅行中に体調が悪くなった場合、旅先の病院を受診する可能性もあるからです。ポリ袋を持って行けば、急につわりで吐き気を感じても慌てずに対応できます。


また、栄養補給のために普段から摂取しているサプリメントがあれば、旅先にも持参してください。妊娠中は自己判断での服薬は避けるべきであるため、処方されている薬があればあわせて持って行きましょう。


さらに、妊婦用のパジャマも持参するのがおすすめです。宿泊先で浴衣を貸し出している場合もありますが、寝ている間にはだけるとおなかが冷える原因になります。

妊娠中の旅行で考えられるリスクとは

妊娠中に旅行する場合は、さまざまなリスクが考えられます。旅行では普段とは異なるストレスがかかるため、人によっては流早産につながる恐れがあります。特に、もともと流早産の兆候があるなら注意したほうがいいでしょう。


また、新幹線や飛行機で長時間座りっぱなしになると、血管のなかで血液が固まる血栓症(エコノミークラス症候群)を引き起こす可能性もあります。旅行中に急いで移動すると、転倒してケガをするリスクもあります。交通事故にも注意が必要です。


旅先では、トラブルが発生しても近くに産婦人科がない可能性があります。万が一の事態まで想定したうえで、万全の備えをしておくことが大切です。

主治医・家族と相談してから旅行に行くこと

旅行に行くときは医師に相談する

妊娠中に旅行へ行くなら、事前に主治医へ相談しておきましょう。母体や赤ちゃんに異常な兆候が出ていないか、しっかり確認してもらう必要があります。赤ちゃんに負担をかけてまで旅行に行く必要があるのかについても、家族でよく話しあうことが大切です。


産後に赤ちゃんを交えて旅行に行くという選択肢についても考えてみましょう。出産前でないとできないことがあるなら、その重要性もよく検討してください。周囲の頼れる人にも相談すると的確なアドバイスをもらえる可能性もあります。


もちろん、最終的な判断は自分たちで下す必要があります。さまざまな意見を参考にして最適な判断をしましょう。


関連記事:妊娠中にしてはダメなことは?妊婦さんや赤ちゃんを守るために気をつけるべきこと

まとめ

妊娠初期は、体調を考慮したうえで旅行に行くか決める必要があります。体調が悪いなら無理をせず、妊娠中期の安定期に旅行を計画しましょう。ただし、少しでも不調を感じたら旅行の中止も検討すべきです。


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この記事の監修者

「はぐコレ」編集部

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